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龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii

ゲーム概要

シリーズの人気キャラクター「真島吾朗」を主人公として『龍が如く8』の後の世界を描くアクションアドベンチャーゲーム。

あらすじ

物語の舞台は、ミレニアムタワーでの桐生との共闘から半年後の世界。真島吾朗は難破した船の残骸と共に、孤島の砂浜に流れ着く。島の少年・ノアに命を救われるものの記憶を失った真島は自分の名前すらも思い出すことができず、手がかりを求めて広大な海原へと旅立つ。

オープンワールドゲームプレイ動画

基本操作

OPTIONボタン→セーブ/設定→操作説明で確認できます。

ポイント

  • OPTIONボタン→セーブ/設定→ボタン設定でボタン配置を任意の設定に変更できます。

ゲーム難易度の変更方法

OPTIONボタン→セーブ/設定→ゲーム設定→難易度設定でいつでも難易度を変更できます。

ポイント

  • 「BIGINNER」「STANDARD」「PROFESSIONAL」の3段階から選択できます。
  • バトルを「セミオート」にしたり、QTEを「自動成功」に設定できるなど微調整もできます。

序盤攻略のヒント

能力強化(真島とゴロー丸)はこまめに行う

お金とポイントに余裕ができたら、こまめに能力強化を行いましょう。特に真島の「体力」「攻撃力」とゴロー丸の「突撃部隊数追加」「左舷砲追加」「右舷砲追加」は重要ステータスなので優先的に強化することをオススメします。強化しないままでいると気がついた時には敵が強くなりすぎていて攻略難易度が一気に上がってしまうので注意が必要です。

中でも「突撃部隊数追加」は確実に強化しておきたい

指はかなり重要な装備

各地の財宝やサブクエストなどで手に入る指輪ですが、本作では「防御力」「攻撃力」に大きな影響を与えるかなり重要な装備アイテムです。戦闘がきついと感じたら、資材などの素材を集めて「ジュリズ・ギアワークス」で指輪を作り全ての指に指輪をはめる事をオススメします。

指輪は重要な装備アイテム

パイレーツコロシアムで金策する

序盤はお金不足で悩まされる場面が多いですが、パイレーツコロシアムをうまく利用すればかなり楽になります。特にオススメなのが「船上バトルラッシュ」。その中でもバトル回数の少ない「シュターズガーデン」を周回すれば序盤から中盤の金策がラクにできると思います。

金策のオススメは「船上バトルラッシュ」

サブクエストの進め方

  • タッチパッドボタンを押して、マップを開き「青い吹き出しアイコン」にカーソルを合わせる。
  • ×ボタンを押して目的地に設定する。
  • 現地に向かい、NPCに話しかける。※近づくだけで自動的に始まるイベントもある
  • クエストを攻略すると様々な報酬(海賊団の仲間など)がもらえます。

ファストトラベルの方法

地上

タクシー乗り場のある場所に近づくとファストトラベルポイントが開放されます。

  • タッチパッドボタンを押してマップを開き、移動したいエリアのタクシーアイコンにカーソルを合わせて□ボタンを押す。
  • ×ボタンを押して目的地を決定する。
  • ×ボタンを押してタクシーに乗る。※10ドル必要
  • 目的地に移動できました。

海上

  • 海上にある灯台に近づき、×ボタンを押すとファストトラベルポイントが開放されます。
  • 灯台や港で出港準備をする。
  • 移動したいエリアを選択する。
  • ×ボタンを押して出港する。
  • 目的地に移動できました。

会話のスキップ方法

ムービーや会話中にOPTIONボタンを押すと一時停止画面になり、さらに×ボタンを押すとスキップできます。

全体マップ紹介 ※一部のみ

ハワイ(ホノルル)

アタリ島近海

レビュー

オススメする点

  • 真島の「漢気」が繋ぐ絆のストーリーが胸熱
  • 海賊船をカスタマイズして戦う海賊バトルが面白い
  • サブクエスト、アクティビティ、財宝集め、パイレーツコロシアムなどやり込み要素が満載
  • 真島の「漢気」が繋ぐ絆のストーリーが胸熱

本作の物語は、記憶を失った真島吾朗がハワイ近海の島「リッチ島」に流れ着くところから幕を開けます。龍が如く0を中心に過去作では要所要所で漢気を見せ、龍が如くシリーズを盛り上げてきた真島吾朗。記憶を失っていてもそのカリスマ性や漢気が失われることはなく、ゲームプレイ中に思わず「カッコいいなぁ・・・」と呟いてしまうほどでした。真島吾朗の漢気が繋いでいく「親子」「友達」「兄弟」そして時には「敵」の絆は胸が熱くなるシーンの連続で、怒涛のストーリー展開は真島吾朗ファンの方必見です。

  • 海賊船をカスタマイズして戦う海賊バトルが面白い

従来の龍が如くシリーズには無かった新たな目玉要素として、真島吾朗を船長とする「海賊船バトル」があります。海賊船と聞くと17世紀後期のカリブ海の「海賊の黄金時代 」が思い浮かぶところですが、本作の海賊船バトルは一味違います。海賊船の見た目をカスタマイズして海賊旗や船首像を変更したり、移動中にクルーたちが急に歌い出したり、宴会を行うとクルーたちの士気が上がったりするなど「海賊の黄金時代 」を彷彿させる要素はもちろんあるのですが、それに加えて「現代的」な要素がいいスパイスになっています。例えばブースト機能で一気に加速し、船体をドリフトさせて敵戦の背後に回り込んだり、カスタマイズ次第ではレザー砲で敵戦を遠距離から攻撃できるなど、他の海賊船バトルのできるゲームとは一味違う新たなゲーム体験ができます。

ドリフトやレザー砲など一味違う海賊船バトルが楽しめる
  • サブクエスト、アクティビティ、財宝集め、パイレーツコロシアムなどやり込み要素が満載

本作にも従来の龍が如くシリーズ同様にただのお使いではない濃厚なサブクエストが多数あります。真島吾朗が主人公ということもあり、「龍が如く0」以来となるサブクエストを通じて真島吾朗の人となりを深掘りできました。また、本作では海賊船に乗って島々に隠された財宝を探すコンテンツなど海賊船を利用したコンテンツやバッティングセンター、ゴルフや龍が如く8で登場した「クレイジーデリバリー」を真島吾朗視点で楽しめるなどアクティビティも充実しているので、ゲームをとことんやり込む派の方にもオススメできます。

財宝集めなどやり込み要素だけでも相当遊べる

注意する点

  • 真島吾朗に関する知識がないと本当の意味では楽しめない
  • 龍が如く8や7の知識は必須ではないが、あった方が没入感は高い
  • ストーリー自体のボリュームはそこまで多くない
  • 真島吾朗に関する知識がないと本当の意味では楽しめない

記憶を失っていますが、鮮やかなドス捌きや漢気あふれるカリスマ性の高い発言など「真島吾朗」であることの根幹は揺らいでいません。また、過去作から脈々と受け継がれてきている真島吾朗と関わりのある人物や小ネタなどが結構登場するので、真島吾朗に関する知識がないとスルーしてしまう要素が生じる可能性もあり本当の意味では楽しめないかと思います。その反面、真島吾朗ファンには是非プレイしてほしいゲームとなっています。

記憶を失っても真島吾朗は「真島吾朗」
  • 龍が如く8や7の知識は必須ではないが、あった方が没入感は高い

本作では龍が如く8の半年後の世界が描かれています。その為、龍が如く8をプレイしていたほうが世界観に没入できる(本当の意味で楽しむには龍が如く7シリーズのプレイも推奨)と思います。ただ、龍が如く8であったことや、その後何が起きたのかをかいつまんで説明してくれるので、龍が如く8のプレイが必須かというとそこまでではないかと思います。真島吾朗の比類なき個性とそれを活かすストーリー展開、そしてオリジナリティの高い海賊船バトルなど、単体でも十分楽しめるゲームに仕上がっていると思います。

龍が如く8で登場した「ネレ島」が本作にも登場する
  • ストーリー自体のボリュームはそこまで多くない

本編のクリアタイムは難易度「PROFESSIONAL」で約20時間程度でした。能力強化のための時間が約3時間程度あったので、難易度「STANDARD」であればもう少し短いボリュームになる可能性が高いと思います。とは言え、作り込まれた数々のサブクエストや財宝集めコンテンツ、ラスボスよりも手ごわいパイレーツコロシアムでの戦いなどやり込み要素は十分に用意されているので、隅々までプレイする方は50時間以上は遊べるボリュームになっていると思います。

メインストーリーのクリア時間は難易度「PROFESSIONAL」で約20時間

プレイ環境

PS5

プレイに掛かった費用

[ソフト代] 4,200円
※2025年3月28日時点

メインストーリーのクリア時間

約20時間

夫婦コメント&評価

夫コメント

夫「ぴろき」
  • ★★★★★
    ★★★★★

真島吾朗の一ファンとしてはこのゲームをプレイできて幸せでした。記憶を失った真島吾朗が主人公ということで、どんなストーリー展開になるのだろうと思っていましたが、記憶を失っても真島吾朗は真島吾郎のままで、漢気あふれる言動には思わず「かっこいいなあ…」と声を漏らしてしまうほどでした。

妻コメント

妻「こはく」
  • ★★★★★
    ★★★★★

本編のボリューム自体は決して多くありませんがテンポよく進む胸熱ストーリー、オリジナリティの高い海賊船バトルや充実のやり込み要素などは素晴らしく、真島吾朗ファンの方はもちろん、龍が如くシリーズを愛するファンの方には是非プレイしてほしいゲームです。

公式サイト

龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii

8.1

グラフィック

7.5/10

自由度

7.5/10

ボリューム

8.0/10

ストーリー

9.0/10

オリジナリティ

8.5/10
  • この記事を書いた人

オープンワールド研究部

このブログではオープンワールドのゲームをジャンル別に紹介&レビューしています。記事を書いているのは、三度の飯よりゲーム好きなゲーマー夫婦です笑!二人で協力できるゲームを紹介するブログ『協力ゲーム通信』の方も宜しくお願い致します!

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