目次
ゲーム概要
本作は2022年3月1日にPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで発売されたオープンワールド・SFアクションRPGです。物語の舞台は、隕石の衝突により文明が崩壊した惑星「マガラン」。隕石に含まれていた謎の物質「エレックス」をめぐって5つの勢力が対立する中、マガランに新たな脅威が現れます。主人公は徐々に明かされる世界の真実と向き合いながら、マガランの平和と家族との愛を守るために、各勢力に協力を呼びかけ、協力してくれる仲間を増やしながら侵略者に立ち向かうことになります。
オープンワールドゲームプレイ動画
基本操作
「OPTIONボタン」→「設定」→「コントローラー」で確認できます。なお、キー配置は「ノーマル」「近接戦闘」「遠距離戦闘」「ジェットパック」から選択できます。
キー配置(ノーマル)
キー配置(近接戦闘)
キー配置(遠距離戦闘)
キー配置(ジェットパック)
「OPTIONボタン」→「設定」→「コントロール」でカメラ感度などの調整も可能です。
ゲーム難易度の変更方法
「OPTIONボタン」→「設定」→「ゲームプレイ」でゲームの難易度を変更できます。なお、ゲームの難易度は「ストーリー」「イージー」「ノーマル」「ハード」「ウルトラ」の5段階から選択できます。
序盤攻略のヒント
テレポート装置の発見
テレポート装置を利用するとファストトラベルが可能です。街の近くにはテレポート装置があることが多いですが、特に説明もないため、街に着いた際は近くにないか確認した方が良いと思います。
防具を揃える
なぜか主人公(ジャックス)は最初は防具を身につけていません。そのため、とにかく手頃な防具を早めに揃える必要があります。筆者はこれに気付かず序盤の雑魚に苦労しました・・・。
ステータス振りは慎重に
レベルアップ毎に10ポイントのステータス強化ポイントが取得でき、「筋力」「体格」「敏捷」「知恵」「狡猾」の5つのステータスに自由に割り振って強化していきます。一見「筋力」「体格」が重要に見えるのですが、本作の移動の要とも言えるジェットパックを強化するには「知恵」が必要であったり、各武器には装備するのに必要なステータスが決められていて、遠距離武器を使うには「敏捷」が必要であるなど適当にステータスを割り振ると序盤の攻略が大変になってしまいます。
金策
敵が落とした武器は死体とは別に転がっているので見落としがちですが、必ず拾って売るようにするとお財布に優しいです。加えて、鉱石の採掘はノーリスクで序盤から良い金策になります。
サブクエストの進め方
- NPCに話しかけると仕事を頼まれる事があります。※近付くだけで発生するクエストも多いです。
- 仕事を引き受ける旨の選択肢を選びます。
- タッチパッドボタンを押して「R1」または「L1」ボタンで「ログ」のタブを開き、引き受けたミッションにカーソルを合わせて「△ボタン」を押すとミッションの目的地がマークされます。
- 「R1」「L1」ボタンで「マップ」タブを開き、ミッション地点に向かい、クエスト目標を達成します。
- 依頼主に完了報告をします。
【ファストトラベルの方法】
テレポート装置に近づくだけで、ファストトラベル機能が解放されます。
- 街の出入り口付近などにある「テレポート装置」を見つけます。
- 「テレポート施設」に近づくとファストトラベル地点が追加されます。
- 「タッチパッドボタン」を押して、メニューを開いて「R1」「L1」ボタンで「マップ」タブを表示します。
- 移動したい地点を「×ボタン」で選択し、更に「×ボタン」を押して移動を決定します。
- ファストトラベルが完了しました!
ムービーのスキップ方法
会話のスキップ
会話中に○ボタンを押すとスキップできます。
ムービーのスキップ
ムービー中に○ボタンを長押しするとスキップできます。
全体マップ紹介(一部)
レビュー
オススメする点
- 選択肢の選び方次第で、NPCの心情などが細かく分岐する
- 自由度の高いキャラビルド
- ジェットパックを利用した移動やバトル
- 選択肢の選び方次第で、NPCの心情などが細かく分岐する
惑星「マガラン」には進化を最終目的とする集団「アルブ」、中世ヨーロッパの暮らしを真似ている農家やハンター・ヒーラーの勢力「バーサーカー」、独自の正義を持つ技術者の集団「クレリック」、目的を持たず刺激のみを追求する勢力「アウトロー」、外界から閉ざされた地下トンネルに住み、スクラップから武器を作る集団「モーコン」という5つの勢力があります。そのためプレイヤーはストーリーを進めていく中で、どの勢力に属すのかを選択することになります。また、本作にはお気に入りのNPCを一人連れて冒険ができるシステムがあり、一緒に冒険していく中での会話の選択肢や行動次第でNPCの反応が細かく分岐し、その結果として好感度が変わっていきます。
暴力的な行動が好きなNPCがいれば、道徳的で優しいNPCもいるので細かい違いがある選択肢を選ぶのに毎回悩んでしまいました。更に好感度が下がり過ぎるとせっかく仲間になったNPCが拠点を去ってしまい二度と会えなくなったり、逆に好感度が高まると二人だけで時間を過ごすことも可能です。(ちょっとしたムービがあるだけなので、あまり期待はしない方が良いかも・・・。)
- 自由度の高いキャラビルド
レベルアップ毎にステータス強化ポイントが10ポイント入手でき、「筋力」「体格」「敏捷」「知恵」「狡猾」の5つのステータスに自由に割り振って強化していきます。「筋力」を中心に上げる近接ビルドや「知恵」を中心に上げる遠距離ビルドなどが可能なほか、武器種もそこそこ用意されており「剣」「ハンマー」「鎌(両手)」「弓」「ボウガン」「銃」「ロケットランチャー」などの中から選択できます。なお、武器には装備するために必要なステータスが設定されており、基本的には装備したい武器に合わせてステータスを割り振っていくことになると思います。要求ステータスを満たして目標としていた武器を装備できるようになり火力が爆上がりした時には達成感がありました。なお、炎属性などが付いたレア武器なども存在します。
- ジェットパックを利用した移動やバトル
最初はジェットパックの燃料が少ないため思うように移動できませんが、改造を進めていくと滞空時間が伸びていき、やがては高所から高所に高速で移動できるようになったり、空を飛んでいる敵に対して空中で攻撃できるようになります。そのためジェットパックは単調な移動や戦闘が多い本作において重要な役割を果たしています。
ジェットパックを利用すれば一見登れそうも無い山にも登れたりしますし、高所から全景を眺めると遠目に見ればそこそこの画質はあるため、一定のオープンワールド感を味わう事が出来ると思います。【以下ネタバレ含む】なお、油断していると途中で燃料が切れて落下死してしまうという事が多々あるのですが、ゲームクリア後にはジェットパックマスターになり、燃料に制限が無くなり、また落下ダメージがなくなるのでジェットパックでの探索が思う存分出来るようになります。
注意する点
- 操作に慣れるまでの序盤で諦めてしまう可能性がある
- 戦闘アクションなどにモッサリ感がある
- 演出やテンポが悪く、世界観に入り込めない
- 操作に慣れるまでの序盤で諦めてしまう可能性がある
基本的な操作のチュートリアルしか無く、テレポート装置などの各機能はプレイヤーは触って初めて説明される事になります。また、クエストの追跡は可能ですが、対象まで後何メートルといった表示が出ないのでミニマップの表示を含め、目的地までの誘導が圧倒的に不親切で、ゲーム開始直後から何をすれば良いか分からず迷ってしまうゲームだと感じました。
また、主人公は最初から服を着ている様に見えますが初期装備はパイプのみで裸です。そのため難易度ノーマルでも結構敵の攻撃が痛く、何とかレベルを上げてカバーしようとするのですがレベル2から3までが遠く・・・。ゲーム開始直後でクエストなどでうまく経験値を稼ぐ方法がわからない間は「レベルは上がらないし、お金も溜まりにくくて厳しいゲームだな〜」という印象でした。いかに序盤の苦難を乗り越え慣れていくかがこのゲームにすぐに飽きてしまうかどうかの分かれ道になると思います。
- 戦闘アクションなどにモッサリ感がある
戦闘における攻撃・回避のモーションは感覚的にワンテンポ遅いイメージで爽快感は皆無です。カッコいい剣技などもなく最初から最後まで単調な戦闘をする事になります。
また敵の種類も少なく後半になればなるほど作業感がかなりでてきます。特にゲーム中盤から後半にかけて、レベル制限がかかって指定レベルに達していなければメインストーリーが進まなくなるポイントがあり、レベル上げのために雑魚敵やクエストで対象の敵を複数倒す事になるのですが、同じ見た目のワンパターン攻撃しかしてこない敵を倒し続けると流石にお腹いっぱいの気分になりました。
加えて、本作には一応ボス戦があるのですが、こだわったギミックなども特になく、ちょっと硬くなった雑魚戦程度の感じでした。やりごたえのある戦闘や戦略的な戦いを期待して本作をプレイすると肩透かしを食らう可能性があります。
- 演出やテンポが悪く、世界観に入り込めない
オープニングは説明口調かつ、ゲーム内の専門用語を含む字幕と数枚の挿絵で始まるので、それだけで世界や主人公の置かれている状況などを理解し、没入するのは難しいと思います。
また、突如挿入される過去のムービーはゲームクリア後(謎解明後)に観れば理解できるように出来ているものの世界観に入り込めていない序盤では各キャラクターの表情がほぼ無表情なこともあり、「これは何のシーンだ!?」と戸惑う事が多かったです。
また、テキストだけの会話が10分程度に及ぶこともあり、テンポの悪さを感じる場面がありました。加えて、世界観などを説明してくれる場面では一気に説明されるので徐々に明かされる謎に対する高揚感などを感じることができず演出の悪さを感じました。更に字幕が洋ゲーによくある直訳的な感じなので、数回読まないと意味がわからない事や背景と干渉して文字自体が認識できない事もあり、なかなか世界観に没入できませんでした。
プレイ環境
PS5
プレイに掛かった費用
[ソフト代] 3,000円
※2022年7月16日時点
クリア時間
約35時間
【夫婦コメント&評価】
夫コメント
公式のプロモーションを見る限り戦闘が面白そうだなと思って購入したのですが・・・蓋を開けてみればかっこいい技とかも無く、唯一面白かったのはジェットパックでの空中戦くらいで、爽快感もなく・・・。特にボス戦にはがっかりで、ボスと雑魚の区別が付かないような、ボスとも分からない大きさの少し硬めの敵と戦うだけで緊張感もなく、拍子抜けでした。選択肢で細かく分岐しNPCとの関係性が変わっていくことや、5つの勢力の中から参加する勢力を選んで物語を進めていくといった自由度の高さは評価できると思います。
妻コメント
ミッションを進める際に目的地がどこにあるのかが分かりづらく、受注中のクエストを管理する画面はあるのですがどれがメインクエストか分からないので迷ってしまいました。また、広い街の中にはテレポーターがなく街の外にあるだけで、街の構造を自分で覚える必要があり、ミニマップも見づらく、ゲーム内でよく迷子になってしまう方はかなりストレスを感じやすいシステムになっていると思います。さらにマップに高低差が表現されていないので洞窟内と地上の違いが分からず、洞窟の中にいると思ったNPCが地上にいて、探すのに1時間かかりました・・・。