目次
【ゲーム概要】
『アウター・ワールド』とは、2019年10月25日に発売されたPS4用ソフト。ジャンルはFPSのアクションRPG。銀河の辺境に存在するコロニー「ハルシオン」での生活は企業に支配されていた。一方、コールドスリープから目覚めたプレイヤーは、ハルシオンの破壊を目論む巨大な陰謀に巻き込まれることになる。今作ではプレイヤーの選択に応じてキャラクター特性、ストーリー展開や仲間の物語までもが変化。欠点を代償に手に入れた能力で、力強くこの世界を生き抜こう。この物語の結末を決めるのはプレイヤー自身なのだから。
【オープンワールドゲームプレイ動画】
【基本操作】
「OPTIONボタン」→「コントロール」→「ボタン割り当て」でコントローラーの操作パターンを4種類から選べる。
■標準
■モダン
■レガシー
■バンパージャンパー
【サブクエスト(ミッション)受注方法】
特定の人物の会話選択肢から「頼みごと依頼」を選択する。
MEMO
- サブクエストは特定の人物との会話選択で発生することが多い
【ファストトラベルの方法】
- 「タッチパッドボタン」でメニューを開き、マップを表示する。
- マップの中からファストトラベル先の拠点を「×ボタン」で選択してを押します。
MEMO
- 一度行った各種拠点や宇宙船アンリライアブルにファストトラベルが可能。
【ムービースキップの方法】
ムービー中に×ボタンを押すと、「×ボタン長押し」でスキップするかどうかの選択肢が表示される場合があります。
【全体マップ紹介】
各惑星の各地域それぞれにマップが用意されています。
■星系マップ
■地域マップの一例(エメラルド・ヴェール地域)
【レビュー】
オススメする点
- 会話の選択肢の選び方や行動による自由度が高い
- ステ振り(キャラクターの育成)が楽しい
- ファストトラベルの拠点数が多くて、移動のストレスは少ない
- 会話の選択肢の選び方や行動による自由度が高い
会話の選択肢が多いため感情移入がしやすく没入感があります。自由度が高いゲームなので、例えば助けに行った筈のキャラクターを殺害するような突拍子の無い行動を起こしてもストーリーがちゃんと進行します。丁寧に作り込まれているとは言い切れないのですが、行動や展開の幅広さはかなりのものだという印象です。
- ステ振り(キャラクターの育成)が楽しい
ステータス振り分けによってキャラクターの能力が変化し、例えば会話スキルを成長させることで会話で選べる選択肢が増えます(威圧して脅すことができるようになったりと新しい情報の引き出し方ができて面白いです)。また、ハッキングスキルを磨く事によって端末を鍵無しで操作できるようになるなど冒険に役立つ能力が身に付きます。
それ以外にも、回復薬を連続で使うなどと言った特定の行動を行うと「薬物中毒」という欠点(恐怖症)が付与されることがあります。その欠点を受け入れるかどうかはその場で選択でき、欠点として認めた場合は特定のステータスが減少するのと引き替えに特殊技能ポイントを獲得できます。特殊技能は戦闘や冒険をする上で役立つものが多く、『欠点があるからこそ、魅力的なヒーローとなる。』という公式のキャッチコピーとはこういうことだったのか、と納得してしまいます!
- ファストトラベルの拠点数が多くて、移動のストレスは少ない
各地域ごとに細かくファストトラベルの拠点があるので、移動やクエストの仕切り直しが比較的やりやすい印象でした。
注意する点
- ローカライズが一部おかしい
- ローディングの長さUIの複雑さが気になる
- 装備品を適切に揃えないと、難易度が急に上がる
- ローカライズが一部おかしい
洋ゲー特有の×ボタンが決定ボタンなど…やはり慣れていないとよく操作ミスを招きます。
その他にも会話文が日本語直訳すぎてちゃんと読んでも内容を把握しづらく、ストーリーがなかなか頭に入ってきません・・・。
- ローディングの長さUIの複雑さが気になる
死亡からの復帰のローディング時間が長く、ストレスでした。今作はメニュー画面での操作が複雑で、仲間の装備設定など細かい部分まで項目があるせいでメニュー内にR1ボタンで操作するカテゴリとR2ボタンで操作するカテゴリがあり、ボタンを押し間違えると全く違う画面に移ってしまい頭が混乱します。慣れれば問題ないとは思うのですが他ゲーにあまりないUIなので久しぶりにプレイする時や他ゲーのあとにプレイすると戸惑ってしまうかもしれません・・・。とにかく細かい部分で操作ミスが頻発してしまいます。しかも上記の通り今作は×ボタンが決定ボタンであるという前提として操作ミスが多くなる環境のため、もうミスの連鎖でわけがわからなくなります・・・。
- 装備品を適切に揃えないと、難易度が急に上がる
最初から戦闘能力以外を上げすぎたり、何か1つだけの能力に特化しすぎる等してしまうと、とても攻略が難しくなります。(ハッキングスキルや会話スキルもある程度ないと回り道が必要になる場面が出てくる)
また、普通に進んでいても一気に敵が強くなるので、しっかり装備や回復アイテムの準備をしないとゲームに行き詰ることが度々ありました。 今作は敵にダメージを与えたときの効果音(SE)がなんというか迫力不足で、ヘッドショットでもすぐにキルできるわけではなく与ダメの積み重ねで倒すシステム(RPGみたいな感じ)なのでバトルの爽快感は少ないです。
プレイ環境
PS4
プレイに掛かった費用
[ソフト代] 4,900円
※2020年1月27日時点
【夫婦コメント&評価】
夫コメント
個性的な生物や植物が生息している惑星間を飛び回って、様々なミッションを行うのが楽しいです(ファストトラベルで細かく地点移動できるのでストレスはなかったです!)。自由度が高く、救出対象を間違って倒してしまっても普通に進めたのは驚きました。ただ、日本語字幕がよくある直訳的な感じなので初見ではストーリーを深く理解するのは難しい印象でした。
戦闘に関してはRPG要素が強く、ステ振りと装備(ハクスラっぽい感じ)が整っていないと苦戦するので、一般的なシュータゲームと比べてRPGっぽい準備が必要な分、少しテンポが悪く感じました。
操作性において言えば×ボタンが決定ボタンなので、時間を空けてプレイするときなどにその事を忘れてしまい、セーブ時やメニュー操作で度々混乱してストレスでした。
妻コメント
設定作り込んでるせいで会話文などに登場する造語が多く、「ん?」ってなるだけでなく文章も直訳で頭に入って来にくく「なるほどわからん」ってなってしまいがちです。折角世界観・ストーリーともに魅力的なSFもの、しかもRPGなのでなんか勿体ない!!全部じゃなくていいから日本語吹き替えボイス付いてたらもっと良かったのになと思います。