目次
【ゲーム概要】
『Maneater』とは、人食い鮫が主人公のオープンワールド型アクションRPG。鮫を操作して海洋生物や人間を捕食し、生態系の頂点へと駆け上がれ!己の身体を強化し、進化させて、目指すは憎き宿敵の討伐。水中を探索して栄養を蓄えれば、恐るべき勢いで鮫が成長する!
【オープンワールドゲームプレイ動画】
【基本操作】
「OPTIONボタン」→「設定」→「操作」で基本操作を確認できる。また、十字キーの左右ボタンでレイアウトを下記3パターンから選択できる。
■レイアウト1
■レイアウト2
■レイアウト3
MEMO
- Epic Games版ではPS4コントローラーをうまく認識しなかったので「DS4Windows」を使って認識させています。
【サブクエスト(狩猟ミッション)受注方法】
- SHAREボタンを押してメニューを開き、R1ボタンを押してログを表示する。
- 十字キーの右ボタンでサブクエスト一覧を表示し、×ボタンを押してクエストを追跡する。
- L1ボタンを押してマップを開き、クエストの場所を確認し移動する。
- 討伐対象を捕食する。
【ファストトラベルの方法】
- 十字キーの上ボタンを押してマップを開き、ファストトラベル先の洞窟を左スティックで選択する。
- □ボタンを長押しする。
MEMO
- 各地にある洞窟に入ることでファストトラベル地点が追加されていきます。※光るケーブルが洞窟の目印
【ムービースキップの方法】
ムービー中に×ボタンを長押しする。
【全体マップ紹介】
【レビュー】
オススメする点
- 海(水)の表現が綺麗で、背びれを水面から出して高速で泳ぐのは楽しい
- 簡単なボタン操作で緊張感のあるバトルが楽しめる
- 魚や人間を捕食し、栄養を集めてサメを成長させていくのが楽しい
・海(水)の表現が綺麗で、背びれを水面から出して高速で泳ぐのは楽しい
最高画質設定にすると水中の藻の揺らぎ、沈んでいる人工物や浮遊する紙などゴミなどがリアルに表現され、泳いでいるだけでも楽しいと感じました。水中深くまで潜り、柵を壊して洞窟を深くまで息継ぎを考えずに探索できるのは操作しているのが人間ではなくサメである本作ならではと感じました!
・簡単なボタン操作で緊張感のあるバトルが楽しめる
最初はジャンプや回避のタイミングが少し難しく感じたのですが、すぐに慣れて自分の思い通りにサメを操作できるようになりました。自分よりも格上の敵でも、うまく回避しながら間合いを取り雑魚敵で回復しながら戦ったり、尻尾での攻撃でひるませるなど丁寧に戦えば緊張感のある白熱した戦闘を楽しめます。一方、格下の相手にはボタン連打で圧倒できるので、サメが強くなるにつれて爽快感も味わえます。スキル発動により雑魚敵を感電や毒状態にさせて一掃するなんてパワープレイもできるようになり、総じて見ても戦闘が楽しいゲームだと感じました。
・魚や人間を捕食し、栄養を集めてサメを成長させていくのが楽しい
サメにはレベルがあり、最初はかわいい小さなサメですが、レベルアップすると体が徐々に大きくなり凶悪な見た目になり、成長を見た目からも実感できるシステムは面白いと感じました。また、装備という概念がある事には驚いたのと同時に面白いと感じました(顎、頭、身体、ヒレ、尻尾、内臓にパーツを装備してサメを強化できます!笑)。ハンターを倒し続けると悪名ランクが上がり、凄腕の名前のあるハンターや頂点捕食者を倒すともらえる装備を雑魚敵などを倒して貯めた栄養を使うことで強化していけば、強くなるだけではなくサメの見た目も変わっていくので楽しいだけでなく強化にやりがいを感じました。
注意する点
- 人間の捕食シーンなどの流血表現がかなりグロい
- マップの広さや探索要素がやや物足りない
- 人間何匹捕食などクエスト内容が単調
・人間の捕食シーンなどの流血表現がかなりグロい
一般的なゲームの“逆視点”ともいえる本作では、人間を捕食したり、銃を向けてくるハンターと戦う場面が多々あります。水中に人間を引きずり込み噛み千切った時に血が水に広がっていく感じが妙にリアルで、かなりグロテスクだと感じました。この手の暴力的な表現が苦手な方は注意が必要です。設定などで流血表現がオフにできればよかったのですが、確認した限りではできそうにありませんでした。
・マップの広さや探索要素がやや物足りない
最近のオープンワールドゲームとしてはマップは狭めで、バリエーションも少ないように感じました。
今作にはランドマークや栄養のたまり場(サメの強化に必要な栄養がもらえる)など探索することで恩恵を得られる要素があり、マップで目標地点を設定したあとソナー(周辺スキャン機能)を使えば簡単に目的地を探し出せるのでストレスが少ない反面、「広大なフィールドをくまなく探索して何かを見つける!」というような達成感を味わえるほどの探索としては物足りない印象でした。
・人間何匹捕食などクエスト内容が単調
メインストーリーの基本的な流れは、「〇〇を〇匹捕食しろ!」や「ビーチの人を捕食しろ!」を何回かクリアした後に、頂点捕食者(エリアボス)を倒し、次のエリアに進むの繰り返しです。サメ視点という他にはない世界観が新鮮なのでゲーム開始当初は楽しく捕食活動に勤しめるのですが、雑魚敵の種類がそんなに多いわけではないので、頂点捕食者に至るまでの雑魚敵の討伐に徐々に作業感が出てきます。また、サブクエストもナンバープレートの収集や少し強めの雑魚討伐ぐらいしかないのでメインクエストの息抜きとしては力不足だと感じました。
プレイ環境
パソコン(GeForce RTX 2080 Ti / Intel(R) Core(TM) i9-9900K CPU @ 3.60GHz)
プレイに掛かった費用
[ソフト代] 4,180円
※2020年8月13日時点
【夫婦コメント&評価】
夫コメント
サメ視点で人間などを捕食するという斬新すぎるテーマがインパクトのあるゲームですが、それだけではなくレベルや装備の概念があり、最初は小さなサメですが徐々に成長し、母親を殺した人間に復讐を果たすというストーリー性もあるのが良いと感じました。操作性も比較的よく、戦闘には程よい緊張感があり難しすぎず、レベルを上げればアクションゲームが得意でなくても楽しめるのではないかと思いました。ただ、流血表現の生々しさには、暴力表現が苦手な方は注意が必要です。さすが、PS4でプレイするには北米版を購入する必要があるゲームといったところでしょうか。
妻コメント
水の中を泳ぐのが楽しいゲームですが、背びれを出して水面近くを泳いでいるときはちょっと画面酔いしました(慣れると画面酔いしなくなりました)。装備によってサメちゃんの見た目が変わるのがうれしい点でした!と言っても、かわいいというよりは凶悪な感じになるけど・・・!w なお、捕食対象である人間のグラフィックがそこまで精工ではなく、水中の表現が美しいぶん陸上のグラフィックに物足りなさを感じる場面がありました。ただし今作はなんといってもサメが主人公であるため、陸上ではなく自身の本拠地である水中の描写にこだわるのはゲームのテーマに沿った当然の結果ともいえます。サメちゃんが戦闘に敗れた時に「この後サメはどこかの部屋の装飾品になるだろう」と皮肉のようなナレーションが入ったりと、たまに挟まれるブラックジョークを含めて楽しいサメゲーだと感じました。