SCARLET NEXUS [スカーレットネクサス]

【夫婦評価平均】
★★★★★
★★★★★

PlayStation 4, PlayStation 5, PC(Steam), Xbox Series X|SアクションRPG, 三人称視点(TPS), 近未来, サイバーパンク, ☆☆☆〜☆☆☆☆

【ゲーム概要】

物語の舞台は「ニューヒムカ」と呼ばれる近未来の世界。人類は、生まれながらに持つ超感覚「脳力」を基盤として高度な科学技術を築き上げました。しかしそれと同時に、人間の脳を喰らう謎の異形「怪異」に脅かされる生活を送っています。
プレイヤーは怪異たちに対抗するため設立された「怪異討伐軍」の新入隊員となり、戦いに身を投じていくこととなります。
本作には2人の主人公が登場します。プレイヤーは男性主人公「ユイト・スメラギ」または女性主人公「カサネ・ランドール」のいずれかを選択して物語を進めていきます。

【オープンワールドゲームプレイ動画】

【基本操作】

「OPTIONボタン」→「オプション」→「操作」でコントローラーの操作方法を確認したり、ボタン割り当てを自由に変更できます。

【ゲーム難易度の変更方法】

「OPTIONボタン」→「オプション」→「コンフィグ」でゲームの難易度を変更できます。

MEMO
  • イージー・ノーマル・ハードの3段階から選択可能。
  • 「カメラの追従速度設定」でカメラ感度を調整できます。

【サブクエストの進め方】

1.タッチパッドボタンを押してマップを開き、ひし形マークのアイコンを探す。

2.マップを確認しながら、ひし形マークの位置にいるNPCに△ボタンで話しかける。

3.クエストを受注する。

4.「OPTIONボタン」→「ストーリー」→「クエスト」でクエスト目標を確認する。

5.クエスト目標を達成したら、「OPTIONボタン」→「ストーリー」→「クエスト」で、該当するクエストを選択し、×ボタンを押して達成報告をする。

MEMO
  • クエストの達成報告の為に、わざわざNPCに会いにいく必要はない。

【ファストトラベルの方法】

1.タッチパッドボタンを押してマップを開く。

2.△ボタンを押して、ワールドマップを表示する。※十字キー上ボタンのみでも表示可能

3.リストから目的地を選択する。

4.×ボタンを押すと、ファストトラベルが完了する。

MEMO
  • 特に解放クエストなどはなく、ストーリー進捗とともに移動できるエリアが追加される。

【会話のスキップ方法】

ムービー中にオプションボタンを押すとスキップできます。

【ワールドマップ紹介】

十字キー上ボタンを押すと表示できます。

【レビュー】

○オススメする点
  • ・戦略的で爽快感のあるバトル
  • ・世界観の独自性の高さ
  • ・続きが気になるストーリー展開

・戦略的で爽快感のあるバトル
飛んでいる敵、堅固な外殻に包まれている敵、近寄って爆発する敵などが登場します。敵タイプによって戦い方であったり攻撃ギミックが異なるため、臨機応変な操作が求められます。そんなプレイヤーの観察眼と即時の判断力を試すバトルシステムが、まるで本当に戦場にいるかのような臨場感を味わわせてくれました。ただし、全ての判断をプレイヤー側に丸投げするような不親切さはなく、仲間キャラクターたちが「あの敵には○○な攻撃が効きそうだね!」等と正確なアドバイスをくれるため行き詰まる事がほぼありません。そのため初見でもストレスフリーで戦略を練ることが出来ました。

本作には、「SAS」と呼ばれるケーブルを使って自分と仲間を接続することで「仲間の能力を一時的に使用できる」という特徴があります。その能力は発火や瞬間移動、透明化など様々。例えば硬質化で敵の強力な攻撃を耐えたり、透視によって分身する敵の本体を見極めたりと能力に応じた適材適所の采配があります。敵の弱点を突くために最適な仲間の能力を選んで高火力を叩き出せた時は、まるでパズルのピースが嵌まったような爽快感がありました。さらに能力を組み合わせて使うこともでき、”複製能力”で分身したあと”超高速化”を使用して目にも止まらぬ高速コンボを決めるといった超能力者ならではのスタイリッシュな戦法も実現可能です。さらに仲間から能力を借りる際のカットインや、確定キル演出なども格好良くてバトルをより盛り上げてくれます。

それらに加えて、「脳駆動(ドライブ)」と呼ばれる超感覚状態や、全てが自分有利に働く「脳内空間(ブレインフィールド)」の展開などバトルを白熱させる要素がほかにも登場します。選択肢が多いだけにプレイヤーの判断力が鍵となるバトルシステムですが、直感的な操作を可能にするシンプルな操作性が電脳世界でのバトルを──及び、水面下での頭脳戦を──後押ししてくれます。

・世界観の独自性の高さ
物語の舞台は、生まれながらに人類が超感覚「脳力」を持ち、脳科学技術が高度に発達した世界。人々が住んでいるのは一見平和な街並みですが、一歩外に出れば崩壊を迎えた廃墟都市が広がっていて、「怪異」と呼ばれる異形の生物が無差別に人間を襲います。そんな不安定な環境に置かれてもなお、滅びの運命に抗うキャラクターたちの姿が鮮烈に描かれます。

・続きが気になるストーリー展開
ストーリーは男女視点で描かれる為、すれ違いや感情のぶつかり合いといった演出がゲームクリアまで一気に進める動機となりました。プレイ当初では想像がつかない様なストーリー展開と、ほつれた糸が解ける様に、徐々に明かされていく世界の謎。そして謎が解明されてからも「なぜそんな事を?」と真相が知りたくなり、続きが気なるからあと少し進めようが連鎖して一気に進めてしまいました。

✓注意する点
  • ・やりこみ要素は少なめ
  • ・後半になると作業感が出てくる
  • ・アニメーション表現など演出に荒い部分がある

・やりこみ要素は少なめ
自由度は低く、ストーリーは一本道です。また主人公は男性主人公「ユイト・スメラギ」または女性主人公「カサネ・ランドール」のいずれかを選択できますが、ほぼ同じ展開で全く別になる部分は数時間程度(片方だけクリアすればある程度想像できる)なので、2周目をどうしてもやろうという気にはなりませんでした。また、武器種など装備によるカスタマイズ要素はおまけ程度で、スキル取得によるキャラビルドにもさほど個性を出せませんでした(※どこから取るか優先順位を決める程度の自由度だと感じました)。加えて、サブクエストのストーリー性は薄く、内容も単調なものが多い印象を受け、サブクエストをどんどんやりたいとは思えませんでした。

・後半になると作業感が出てくる
モンスターの種類少なく、後半になればなるほど戦闘がワンパターン化してきます。思いのほか強制戦闘が発生するので、後半は逃げられる戦闘は全て逃げて強制戦闘だけをこなすという状態でした。また、章と章の間にはアジトの絆をあげる幕間イベントが必ず発生しますが(スキップは可能だが絆がある程度無ければ戦闘難易度が上がる)、一度行ったダンジョンに再度いく様な内容のものが多々ありマップ数が少ないこともあり、最初はプレゼントをあげたりして楽しんでいたのですが、徐々に「戦闘を有利に進める為に仕方なしに進めるか・・・」という感情でプレイするようになっていました。

・アニメーション表現など演出に荒い部分がある
オープニングやテーマソングのPVの演出がかっこいいだけに、度々挟まれる口すら動かないことのある漫画の様なアニメーションはもったいないと感じました。また、サイバーパンクな世界観で買い物や飲食などを楽しめることを期待していたが、店などに自由にはいれないのが残念でした。章と章の間に発生する、アジトの絆をあげる幕間イベントでは、交戦(すれ違い)状態のはずなのに絆を深めるイベントが発生したりと、緊張感の無さを感じる部分が気になりました。戦闘(ボス戦)やアジトのBGMなども、もう少し感情を盛り上げてくれるといいのにと思います。

プレイ環境

PS5

プレイに掛かった費用

[ソフト代] 6,000円
※2021年9月20日時点

メインストーリーのクリアタイム

約23時間

【夫婦コメント&評価】

夫コメント

  • ★★★★★
    ★★★★★

    世界観・ストーリー内容ともにとても良かったのです!徐々に解き明かされていく世界の謎と最後の驚きのラストに繋がる演出はとても良く、クリアまで一気にプレイしました。ただし街中のカフェやショップには一切入れず買い物もできません(買い物は全て専用NPCで行います)、街並みの雰囲気が良かっただけにもっと探索ができれば良かったのになあと思います…。また仲間と絆を深める仕組み自体は良いのですが、そのイベントが章と章の合間に全キャラ分一気に追加されたり、進捗具合によっては敵対する関係でも絆を深めることになるといった違和感が生じることもあり若干粗さを感じることがありました。ストーリーの進行度に合わせて自然と絆イベントが追加されれば、もっと没入感UPに繋がったのではと思います。

妻コメント

  • ★★★★★
    ★★★★★

    超能力と武器を組み合わせるバトルが素晴らしく、アクション性だけでなく戦略性・スピード感・やり応えもありました。敵に合わせて変わる攻撃ギミック、環境やオブジェクト利用、瞬時に判断して能力を利用するなど複雑な事をやっているにも関わらず操作性はシンプルで迷わず直感操作でき、UIも分かりやすいです。脳駆動や脳内空間の展開など思わず血が熱くなるようなアクションや格好良いカットイン演出もバトルを盛り上げています。しかしバトル面のすばらしさが光るだけに、基本的にスマホ漫画のようなコマ送りで進むストーリー演出が悪目立ちしており勿体無いです。作り込まれた世界観なのでもし発売があるならば次回作にも期待したいです。

【公式サイト】

SCARLET NEXUS [スカーレットネクサス]公式サイト

SCARLET NEXUS

6.5

グラフィック

7.5/10

自由度

5.0/10

ボリューム

5.5/10

ストーリー

7.0/10

オリジナリティ

7.5/10

Posted by オープンワールド研究部