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龍が如く7外伝 名を消した男

ゲーム概要

「龍が如く7外伝 名を消した男」は、2023年11月9日にセガより発売されたアクションアドベンチャーゲーム。「龍が如く6」以降の物語を主人公・桐生一馬の視点から描く、「龍が如く7 光と闇の行方」のスピンオフタイトル。

あらすじ

物語の主人公は、愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の元極道・桐生一馬。「浄龍」というコードネームを与えられた桐生は、雇われエージェントのうちの一人として金塊密輸取引の現場へ駆り出される。しかし取引中の事件をきっかけに、桐生は再び裏社会の渦中へと足を踏み入れることになる。

プレイ動画

基本操作

メニューボタン→設定→操作説明で確認できます。また、メニューボタン→設定→ボタン設定でボタン配置を調整可能です。

初期状態のボタン配置

ポイント

  • メニューボタン→設定→ゲーム設定→視点移動速度で、カメラ感度の設定も可能です。

バトルの操作方法などを確認する

メニューボタン→ヘルプで、バトル時の操作方法など各種操作方法のマニュアルを確認できます。

「アクションフォーカス」と「ストーリーフォーカス」の二つから選択可能

ゲーム難易度の変更方法

メニューボタン→設定→ゲーム設定→難易度設定で、いつでも難易度(BEGINNER/STANDARD/PROFESSIONALの3段階)が変更可能です。

「BEGINNER」「STANDARD」「PROFESSIONAL」の3段階から選択可能

序盤攻略のヒント

タフネスや食べ物などの回復アイテムを大量買する

メインストーリーに関連するバトルに関しては、回復薬があれば時間を止めて回復できるので何とかなります。バトルに不安がある方はツルハドラッグでタフネスを常に所持上限まで買っておきましょう。

ピンチになったらタフネスを飲む!

能力強化は積極的に

アビリティ(スキル)はいつでも取得可能なので積極的に取得しましょう。R1を押すことでスタイルごとの強化も可能です。自分に合う戦闘スタイルを確立させましょう。なお、必須スキルは体力強化・攻撃力強化・装備品枠増加です。

アビリティはコストなしで振り直しが可能

装備品は重要

数十万程度で購入可能な装備品がかなり重要です。防御力や攻撃力の強化はもちろん、特に防刃耐性が上がる防刃ベストはストーリー後半に普通に出てくる日本刀やドスを振り回してくる雑魚敵などに有効です。

装備品枠を3つに増やすとラクになる

ゴルフなどのアアクティビティは積極的にプレイしよう

蒼天堀にはゴルフやカラオケなどの多数のプレイスポットがあります。スコア達成などの特定の条件を満たすことで赤目ネットワークのレベルが上がったり、スキル取得に必要な赤目ポイントが沢山もらえるので息抜きも兼ねて積極的にプレイしましょう。

ゴルフでビンゴ
おなじみのカラオケも

サブクエスト(赤目)の進め方

街で噂話を聞き、現場に行くと発生するような突発的なサブクエストもあります。

  • ビューボタンをマップを開き、サブクエの場所(!マーク)を確認します。
  • 目のアイコンが表示されているNPCに話しかけます。
  • 依頼内容を確認し、ミッションに挑みますか?と表示され場合は「はい」を選択します。
  • 依頼内容を達成します。
  • 依頼主の場所に戻って、話しかけると報酬を受け取れます。

ファストトラベルの方法

キャッスル内ではシルバーランク以上になるとファストトラベルが解放されます。

  • キャッスル入り口付近にいる NPCに話しかけます。
  • 移動したい場所を選択し、Aボタンを押します。
  • ファストトラベルが完了しました。

ムービースキップ方法

ムービー中にメニューボタンを押し、ムービーが停止してからAボタンを押すとスキップ出来ます。

全体マップ紹介

大阪(蒼天堀)
横浜(異人町)

レビュー

オススメする点

  • 「龍が如く7 光と闇の行方」の裏側で動いていた桐生一馬にスポットライトを当てたストーリーは感動モノ
  • 龍が如くのアクションバトルはやっぱり面白いと再認識させられた
  • 多数あるアクテビティは時間を忘れて楽しめる。クリア後もサブクエなどのやり込み要素で遊べる
  • 「龍が如く7 光と闇の行方」の裏側で動いていた桐生一馬にスポットライトを当てたストーリーは感動モノ

龍が如くシリーズ7で主人公が桐生一馬から春日一番に変わることになりました。1から続き、大切なものを守るために6で死んだことになっていた桐生一馬が7の裏側で名前を変え、どのような思いを抱きながら活躍していたのかを体験できるストーリー展開はもちろん面白いのですが、桐生一馬という人間が1からずっと大切していた思いやアサガオの子供たちを本当に大切に思っている気持ちなどが伝わってくるストーリー展開にはシリーズファン・桐生一馬ファンとしては感情移入しすぎて思わず涙する場面がありました。本作は外伝という位置づけですが8に繋がる流れとしてシリーズファンには必ずプレイしてほしい内容です。改めて龍が如くシリーズを1からプレイしたくなり、桐生一馬の「男気」に触れることができ、改めて大好きなキャラクターになりました。

桐生一馬は男の中の男です!
  • 龍が如くのアクションバトルはやっぱり面白いと再認識させられた

7で戦闘システムがアクションからコマンドバトルになり、それはそれで面白いなと思っていたのですが、7外伝では従来のアクションバトルが楽しめます。スウェイ(回避)しながら敵の攻撃の隙をついてコンボを喰らわせたり、タイミングよくカウンターを決めたり、落ちて生きる自転車などの武器で豪快に殴りつけたり、ダウンした敵に追い討ちで「極み」技を決めたりするのは爽快でした。また本作には闘技場が登場し、個人戦はもちろん団体戦といった要素もあり、メンバーの勧誘やメンバーの強化などの要素もあり1から6までのアクションバトルが好きだった!という人にはトコトン強敵と戦えるゲームとなっています。

落ちている拳銃で極み技を決める桐生さん
闘技場コンテンツはアクションバトル好きはかなり遊べる内容
  • 多数あるアクテビティは時間を忘れて楽しめる。クリア後もサブクエなどのやり込み要素で遊べる

メインストーリーのクリア時間自体は20時間程度でしたが、龍が如くならではのキャバクラ・ビリヤード・ダーツといったアクティビティを遊び尽くすことでかなりの時間を遊べるゲームだと感じました。特にキャバクラコンテンツは大幅に進化をとげており、なんと「実写」で楽しめます。まるで本当にお店に行っているような雰囲気があり、シリーズファンなら是非遊んで欲しいコンテンツです。また、クリア後には横浜に自由に行けるようになったり、赤目ネットワークを強化したり、飲食店の食べ歩きでコンプリートを狙ってみるなどシリーズ通じてのやり込み要素も用意されています。

大幅に進化を遂げたキャバクラコンテンツ
赤目ネットワークの強化などやり込み要素は豊富
実際に存在するお店の食べ歩きはまさに飯テロ

注意する点

  • 7を含めた過去シリーズをプレイしていないと、感情移入できない
  • メインストーリーのボリュームは少なめ
  • 探索可能エリアはさほど広くない
  • 7を含めた過去シリーズをプレイしていないと、感情移入できない

最低限、龍が如く7本編のあらすじ程度は理解したうえで(プレイ後しばらく時間が空いている場合は再度プレイしても良いぐらい)プレイした方が楽しめると思います。筆者は最初は記憶をたどりながらプレイしておりましたが、あまりにも忘れていたのであらすじを確認しました。また、アサガオの子供たちなどシリーズ通してプレイしていないとわからないことや感情移入できない場面が多数あるので、全作品プレイ済みの方とそうでない方だと本作の評価は180度変わってしまうと思います。

桐生一馬の親っさんといえば・・・これくらいの知識は必要
  • メインストーリーのボリュームは少なめ

メインストーリーのクリアタイムは20時間程度で、外伝という立ち位置で価格も安いことから考えても妥当な水準だとは思いますが、ナンバリング作品だとクリアまで50時間程度は必要だったので、正直「もう終わっちゃうのか・・・」という感じはありました。特に終盤のにある7の振り返りなどはテキストメインで簡単に終わってしまうなど、あくまでも7をクリア済みの桐生一馬ファン向けのゲームというふうに感じました。

龍如く7の本編には簡単に触れる程度
  • 探索可能エリアはさほど広くない

本作ではお馴染みの「蒼天堀」と7で登場した「異人町」の探索が可能です。蒼天堀は従来作品通りの探索襟がありますが、「伊勢佐木異人町」エリアについては7では探索できた中華街が工事中になっており探索することができませんでした。あくまでも探索のメインは「蒼天堀」で、「異人町」はおまけ程度と考えた方が良いと思います。

「異人町」エリアでは7で行けたはずのエリアに入れない

プレイ環境

Xbox

プレイに掛かった費用

[ソフト代] Xbox GamePass
※2024年1月10日時点

メインストーリーのクリア時間

約20時間

夫婦コメント&評価

夫コメント

夫「ぴろき」
  • ★★★★★
    ★★★★★

ドラマチックで感動できるストーリーと従来形式にもどったアクションバトルが魅力的。さらに充実のサブコンテンツなど遊びの幅の広さは本シリーズならでは。7の裏側を知れると同時に8への期待も大きく高まるような内容になっており、満足度は非常に高いです。スピンオフということもあり7をプレイ済みであること前提であり、加えて1~6までの知識がなければ深く感情移入することが難しいです。また、探索可能エリアもさほど広くはないのですが、それでも十分にやりこみプレイが楽めます。8が発売されるまでの間、本作を遊びつくすのも手かもしれません!

公式サイト

龍が如く7外伝 名を消した男

8

グラフィック

7.5/10

自由度

6.0/10

ボリューム

7.5/10

ストーリー

9.5/10

オリジナリティ

9.5/10
  • この記事を書いた人

オープンワールド研究部

このブログではオープンワールドのゲームをジャンル別に紹介&レビューしています。記事を書いているのは、三度の飯よりゲーム好きなゲーマー夫婦です笑!二人で協力できるゲームを紹介するブログ『協力ゲーム通信』の方も宜しくお願い致します!

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