目次
【ゲーム概要】
『テイルズ オブ アライズ』は、2021年9月9日に発売されたRPGで、『テイルズ』シリーズのメインタイトル第17作目です。主な特徴として、ドラマチックなストーリー展開と透明感のある絵画調のグラフィック、アクション性の高いバトルシステムが挙げられます。
あらすじ
物語の舞台は、二つの星「ダナ」と「レナ」。300年前、豊かな自然に恵まれたダナは科学や魔法の発達したレナから突然の侵攻を受け、なすすべなく敗北してしまいます。それ以降ダナはレナによって終わりなき隷属を強いられることになりました…。ある日、ダナの青年とレナの少女が思いがけない出会いを果たします。そしてこの出会いは、ふたつの星の運命を揺るがす物語の始まりにすぎませんでした。
【オープンワールドゲームプレイ動画】
【基本操作】
「OPTIONボタン」→「操作説明」でコントローラーの操作方法を確認できます。
■フィールドver
■バトルver
MEMO
- L1とR1でフィールド時とバトル時を切り替えられる。
【ゲーム難易度の変更方法】
「タッチパッドボタン」→「システム」→「コンフィグ」→「難易度」でゲームの難易度を変更できます。
MEMO
- ストーリー・ノーマル・セカンド・ハードの4段階から選択可能。
【カメラ感度の調整】
「タッチパッドボタン」→「システム」→「コンフィグ」→「カメラスピード」でカメラ感度を調整できます。
【サブクエストの進め方】
- □ボタンを押して、マップを開き、サブクエストアイコン(手紙アイコン)を見つける。
- アイコンの場所にいるNPCからクエストを受注する。
- 「タッチパッドボタン」→「ライブラリ」→「活動記録」→「サブ」でクエスト内容を確認する。※□ボタンを押すと場所を確認できるクエストもある。
- ☆アイコンの目的地に移動して、目標を達成する。
- 依頼主に報告して、クエストを完了する。
MEMO
- 特定の場所に行くと自動発生するサブクエストもある。
- キャラクターの意外な一面など、ストーリーを補完する様なしっかり作られたサブクエストもある。
【ファストトラベルの方法】
- □ボタンを押して、現在地のマップを開き、三角ボタンを押してマップリストを表示する。
- エリアをR1とL1で選択し、×ボタンで移動したいマップを開く。
- ファストトラベルしたい地点(緑色のピンアイコン)にカーソルを合わせて、×ボタンを押してファストトラベルする。
MEMO
- 序盤のメインストーリー「決意」でイグーリア荒地に移動した時にファストトラベルは解放される。
- 特定の条件下で、ファストトラベルが一時的にできなくなる場合がある。
【ムービースキップの方法】
ムービー中にオプションボタンを押して、「スキップ」を選択するとスキップできます。
MEMO
- 会話中に×ボタンを押すと会話を早送りできる。
【景観紹介】
【レビュー】
オススメする点
- 魅力的な登場人物たち
- 爽快感のあるバトル
- 美麗グラフィック
- 魅力的な登場人物たち
主人公を含めて、パーティメンバーたちに人間味を感じます。暗い過去、突き付けられた使命、孤独。それらに苦悩する姿が惜しみなく描かれていて、同時に、精神的な脆さも曝け出されています。本来描かれるべきヒーローたちの人物像としては目を背けたくなるような弱さが、本作のパーティメンバーたち全員に多かれ少なかれあります。決して完璧ではなく、長所も短所もあります。痛みに苦しみ、恐怖に身を固め、絶望に涙を流します。けれど、己の弱さに真っ向から対峙する彼らの姿は「生きる」魅力に溢れています。そして、だからこそ、“このパーティメンバーで世界を救いたい!”とプレイヤーに強く想わせてくれました。
- 爽快感のあるバトル
バトルはドッジロール回避やジャスト回避からのカウンター攻撃などが可能でアクション性が高く、一撃必殺や秘奥義のカットインも格好良くて爽快感がありました。さらに、いつでもバトル参加メンバーの切替が可能なので戦況に合わせて編成を変えつつ戦えます。
- 美麗グラフィック
水彩画を思わせる透明感のあるグラフィックが美麗です。どのフィールドも印象的に描かれ、差し込む光の描写も繊細で、色んな場所でスクリーンショットを撮りたくなりました。作り込まれたアニメーション、キャラクターたちの細かな表情演出を可能にするフェイスモーションも素晴らしかったです。
注意する点
- 金策に慣れないと、時間を取られる
- 全体的にシンプル
- 恋愛描写がかなり多め
- 金策に慣れないと、時間を取られる
まれに換金アイテムをドロップすることがあるものの、モンスターを倒してもお金は手に入りません。ボスやそこに至るまでの道は険しく、強制バトルや連戦もありCP(回復行動に伴うコスト)を消耗します。しかしCPを回復するアイテムがなかなかに高価なので、節約しながらプレイしました。鉱石などの素材採取や宝箱を回収したり、サブクエストを達成するなどある程度金策する必要がある点には注意が必要かと思います。
- 全体的にシンプル
敵の種類が少なく、色違いばかりです。やり込み要素も多くなく、シリーズお馴染みの要素はありますが簡素化されています(料理・修練所など)。ただし、釣りにはこだわりを感じました。マップも基本的に敵が徘徊していてアイテムが落ちているという程度で、中身的には単純明快な作りです。敵の数(バトル回数)の多さで探索した気分になっているような印象です。また説明が不足している部分があり、特にラスボスの意図を明確な説明なしにプレイヤー側に汲み取らせようとするのは少し強引かと感じました。ヒロインの背景説明も薄いのでもう少し事情を語ってもよかったのでは?と思います。補足説明がどこかで欲しい、と物足りなさを感じる部分があります。
- 恋愛描写がかなり多め
多くの人々が隷属しているという世界観設定上、人間の醜さを象徴するような場面もチラホラ見受けられます。また、本作はシナリオ進行やキャラクターの掛け合いが非常に丁寧に作られているので、プレイヤーが置き去りにされる事はほぼ無いと思います。しかし単純に好みの話として、恋愛描写が好きな方には適していない可能性があるという意味で、あえて注意点に挙げています。
プレイ環境
PS5
プレイに掛かった費用
[ソフト代] 7,000円
※2021年9月27日時点
メインストーリーのクリアタイム
約43時間
※主要なサブクエスト攻略を含む
【夫婦コメント&評価】
夫コメント
キャラクターたちの良い所も悪い所も見せてくれるので感情移入がしやすい。6人の絆が徐々に固く結ばれていくストーリーには感動しました。全員ただの「良いヤツ」ではなく、色々経験して 人には言えない闇を抱えて、それを乗り越えた上での「良いヤツ」だと思います。サブクエスト、スキット、野営での会話などで意外な一面が分かり親近感が湧いたりして それも個々の魅力につながっているとおもいます。
妻コメント
バトルの操作性が良く、仲間と協力してとどめを刺す一撃必殺がカッコいいです!ただCPのやりくりが難しく、金策をしてCP回復アイテムを買いだめるようにしました。恋愛描写が多めなので、「そういうの求めてない」という方には注意が必要かと思います。