PlayStation 4

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バイオミュータント[BIOMUTANT]

【ゲーム概要】

『バイオミュータント』は、2021年5月21日にPS4用ソフトが発売されたアクションRPG。物語の舞台となるのは文明崩壊後の世界。プレイヤーは耳と尻尾がはえたオリジナルのケモノキャラクターを作成し、混沌とした世界を探索することになる。本作の主な特徴として近接攻撃・剣術・射撃・そしてミュータントの特殊能力を組み合わせたバトルや、遺伝子構造の調整によるキャラクターの外見カスタマイズ要素、そして武器のクラフト要素などが挙げられる。

【オープンワールドゲームプレイ動画】

【基本操作】

「OPTIONボタン」→「システム」→「設定」→「マッピング」でコントローラーの操作方法を確認できます。

MEMO

  • 設定の「操作」でカメラ感度の調整や縦横軸の反転などが設定できます。
  • 設定の「アクセシビリティ」でOTEのオートクリアなどが設定できます。

【ゲーム難易度の変更方法】

「OPTIONボタン」→「システム」→「設定」→「ゲーム」→「難易度」でゲームの難易度を変更できます。

MEMO

  • イージー・ミディアム・ハードの3段階から選択可能。

【サブクエストの進め方】

  • !マークアイコンが頭上に表示されているNPCに近づく。
  • △ボタンを押して、話しかける。
  • 適切な選択肢を選んで、クエストを受注する。
  • タッチパッドボタンを押して、ジャーナルにタブを切り替えて「サイド」の中から、追跡したいクエストにカーソルを合わせて×ボタンで選択する。
  • 目的地に移動し、クエスト目標を達成する。
  • クエスト目標の達成をNPCに報告する。

【ファストトラベルの方法】

  • 新しいエリアに入り、黄色い旗を見つけたらファストトラベル地点が解放される。
  • タッチパッドボタンを押して、マップを開く。
  • 左スティックでファストトラベルしたい地点(黄色のピンアイコン)にカーソルを合わせて、×ボタンを押してファストトラベルする。

MEMO

  • 特に解放クエストなどはなく最初から利用できる。
  • 黄色い旗に近づくと自動的にファストトラベル地点に追加される。

【ムービーのスキップ方法】

ムービー中にOPTIONボタンを押すと、スキップ可能な状態になり、もう一度OPTIONボタンを押すとスキップできます。

【全体マップ紹介】

【レビュー】

オススメする点

  • 近接攻撃・遠距離攻撃・特殊能力を組み合わせた戦闘が面白い
  • 綺麗なグラフィックで描かれる、崩壊後の世界やその世界観
  • 自由度の高い、キャラ成長要素
  • 近接攻撃・遠距離攻撃・特殊能力を組み合わせた戦闘が面白い

簡単なボタン操作でかっこいい技が繰り出せたり、敵の攻撃のタイミングを画面表示で教えてくれるため回避が成功しやすいなどシンプルな操作でスタイリッシュなバトルを楽しめるところが良かったです。タイミングよく回避したあとは敵がスローモーションになり、そこから攻撃に転じる際のアクションが近距離・遠距離ともにカッコよく、さらに特殊能力攻撃を組み合わせれば敵を圧倒する事ができました。個人的には弓を持って斜め飛びしながら連撃を打ち込むモーションと、棍で敵を引っ掛けて持ち上げたあと地面に叩きつけるモーションがカッコ良くて気に入っています(ダウンした敵の上に毒沼を生成して状態異常を付与すると敵が起き上がったときふらつくため嵌め技みたいにして戦えて面白いです!)。ほかにも、飛び道具は弾・矢が無限なので思いっきり射撃できる、ダッシュではエネルギーを消費しない、エネルギーの回復スピードが早いおかげで惜しみなく特殊能力攻撃を撃ち込める等々、バトル時に気遣う要素が少なくて済むのも好印象でした。もしも大ダメージを受けてしまったときはクイック回復(十字キー上)を促すアイコンが表示され、即時回復ができるのもありがたかったです。

  • 綺麗なグラフィックで描かれる、崩壊後の世界やその世界観

崩壊前の世界を垣間見ることのできるショップや電車・映写機・家電・研究所がある一方で、文明が崩壊したことにより豊かになった自然を感じられる竹林・雪山・川があり、そしてそれらが絶妙に混じり合う世界が美しいグラフィックで描かれています。本作では川やフィールドを快適に移動できる乗り物が使用可能なのに加えてファストトラベルが最初から使えるため移動にさほどのストレスがなく、様々な場所を探索するのが面白かったです。フォトモードもあるため、気に入った景色の場所で自分好みの写真撮影を楽しむ事もできます!

  • 自由度の高い、キャラ成長要素

バトルはドッジロール回避やジャスト回避からのカウンターまず、ゲーム開始直後のキャラクターの見た目の決め方に関してですが、オリジナリティがとても高いです!6つの種族から自分の種族を選んだあとは、知性や腕力といった数値を変更することにより頭の大きさや腕の太さが変わっていきます。さらに、生命力や俊敏性など遺伝子操作を行うことで初期ステータスを振り分けていきます。体毛の長さや毛色なども設定でき、最後に6つのクラス(デッドアイ、コマンドー、サイフリーク、サボタージュ、センチネル、DLC限定のマーセナリー)の中から1つ選択して自分だけのケモノ主人公を作成します。続いて成長要素について。キャラクターのレベルが上がるたびに生命力・腕力・知性・カリスマ・俊敏性・運に好きなように能力値を振り分けることができます。また、Lvが1上がるごとに『アップグレードポイント』を1ポイント入手できます。こちらは様々なステータスボーナスを習得するために利用でき、例えば「サイ能力」を使って戦うのが得意な職業・サイフリークならば、ダメージと同時に自身の体力を20%回復させる特殊攻撃「ブレイン・ドレイン」を習得することができます。さらに、フィールド各地にあるサイキックトーテムを調べることで『サイポイント』を入手できます。こちらを使うと自分の纏う闇または光のオーラに応じた特殊能力が習得できたり、氷の刃や炎の玉を使った特殊能力による攻撃が使用できるようになります。ほかにも、「旧時代のコンテナ」を探したり、特定のモンスターを倒すことで『バイオポイント』を入手できます。こちらを使うと各属性攻撃への耐性を上げたり、毒沼を出すなどの妨害スキルを習得できます。

注意する点

  • クリア時間が15時間程度とボリューム不足
  • 没入感の低いストーリー
  • 複雑なキャラカスタマイズなどのシステム
  • クリア時間が15時間程度とボリューム不足

マルチエンディングではあるものの、純粋にメインストーリーのみを追いかけた場合クリアまで15時間程度とオープンワールゲームとしてはボリュームが少ないと感じます。また序盤のテンポが悪く、前哨基地を3つ落とす→トライブのボスを倒すの繰り返し作業を複数回することになり、かなりの作業感がありました…。会話の選択肢もほぼ同じ、さらに前哨基地で戦う敵やギミックも2パターンほどしかなく飽きてしまいました。序盤の作業を抜け、やっとボスらしい敵が出てくると一気に難易度が上がり最初は面食らいながらもワクワクしたのですが(ほぼ説明なくそれまでとは違うギミックのボスバトルが始まります)、慣れるとやはりワンパターン…。それ以降のボスもけっきょく同じような倒し方でクリアできてしまいました。中盤から終盤にかけてもボスの見た目こそ違うものの、ボスに至るまでの準備クエストもほぼ同じ内容で会話の選択肢も代わり映えがないです。また全体的にノーマル難易度では歯ごたえがなく、回復薬をそこそこ持ってさえいればボスで死ぬことはほぼなく、最も多かった死因は溺死(落下死)でした…。

  • 没入感の低いストーリー

敵の種類が少なく、色違いばかりです。やり込み要素も多くなく、シリーズお馴染みの要素はありますが簡素化されています(料理・修練所なまず、自分のキャラクターに名前をつけることができません。そして、ほんの少しの説明だけで唐突に物語が始まるため世界観を理解するまえにどんどんストーリーだけが進んでいってしまいます。さらに全ての会話には日本語ボイスがついていますが、日本語訳が直訳的なので折角ボイスがついているのに内容がなかなか頭に入ってこないのも気になりました。特に、ゲーム内の専門用語を別の専門用語で説明してくることが多々あるため混乱します。ナレーションを介したNPCキャラとの会話(独自言語の翻訳をしているという演出?のようで、どの会話も「○○は~~と言っているようだぞ。」という感じのナレーションが入る)が回りくどく、会話の流れで選択肢が提示されることがあるのですが選択肢の日本語がそもそもおかしく、(しかも前述したクエストのワンパターン化のせいで会話時の選択肢さえもパターン化しています。)選択肢に悩むというよりどういう意味かの理解で悩みました。そのうえ一度選択すると他に選びたい選択肢があったとしても会話が強制的に終了し、元に戻れないのでもやもやしました。ナレーションを介していることもあり登場人物の見た目以外の個性が失われており、各キャラクターに感情移入ができないところも残念でした。

  • 複雑なキャラカスタマイズなどのシステム

種族・ステータス振り分け・スキル習得などのキャラクリ・キャラ育成をやり直す方法が判明していません。そのうえ、簡単な説明のみで詳しい説明がないまま覚えられる技やスキルが一気に増えて行きます。本作はスキルツリーのようなキャラ強化スタイルではないため、どのステータス・スキルを優先的に強化すべきなのかが分かりにくいです。クリアには必要のない耐性や、職業と相性の悪いスキルがあるにも関わらずキャラビルドがやり直せない(スキルが振り直せない)のは正直きついです。さらに、サイポイントやバイオポイントをどうやって入手するかなどの具体的な説明がなく、判明するまでどのように振るか悩みました(なお、キャラクターの体型はバイオポイントを使うことでやり直せます)。クリア後、二周目をプレイする際もキャラクリのやり直しやクラス再選択はさせてもらえず、同じキャラでスタートなのも残念でした。

プレイ環境

PS5

プレイに掛かった費用

[ソフト代] 7,500円
※2021年5月27日時点

メインストーリーのクリアタイム

約15時間

【夫婦コメント&評価】

夫コメント

夫「ぴろき」
  • ★★★★★
    ★★★★★

簡単な操作でかっこいいアクションを繰り出せたり、キャラカスタマイズ性が高く自分だけの獣主人公で遊べたり、崩壊後の世界をさまざまな乗り物で冒険できるなど面白い部分はあるのですが、どの面においてもボリューム不足感が否めず、雑魚戦・ボス戦・拠点の構造・イベントがほぼワンパターンなこともあり、行き詰まることもなければ特に熱中することも無いままクリアしてしまいました。とはいえ近接・遠距離・特殊攻撃を組み合わせて自分だけのコンボを作れる、スキル振り分けによって戦闘スタイルに個性付けできるなど奥深い部分もありますし、弾や矢は無限でエネルギー回復速度も速いなどストレスなく楽しめるところは好印象で、バトルには一定の爽快感がありました。斬撃の効果音やエフェクトが少し物足りない感じはしましたが…(特に、テキストによるバトル演出がリアル寄りのグラフィックと馴染みづらく違和感があります)。なまじ世界観が素晴らしいだけに、壮大なはずのストーリーの演出がすべてナレーション越しで他人事のように伝わってしまうのが残念でした。

妻コメント

妻「こはく」
  • ★★★★★
    ★★★★★

バトルの操作性が良く、仲間と協力してとどめを刺す一撃必殺がカッコいいです!ただCPのやりくりが難しく、金策をしてもふもふケモノなキャラクターを操作し、崩壊しつつある惑星で生存を賭けた戦いを繰り広げるオープンワールド型アクションRPGです。近接戦闘アクションがかっこよく、遠距離攻撃も多彩。武器はクラフト可能。さらにプレイヤーの取った行動に応じてキャラクターの纏うオーラが「善」または「悪」に傾いていき、それが物語に影響を及ぼすなど奥深いシステム性が魅力です。その一方で、世界観は素晴らしいものの現在の状況がわからないまま唐突にゲームが始まり物語に没入する隙がなかなか与えてもらえない、ストーリーはほぼナレーションによる進行で、ケモノたちの独自言語による会話はナレーションで通訳される形で伝えられるので分かりづらい、前哨基地の構造は使いまわし、前哨基地の奪取やワールドイーター討伐などのクエストはNPCとの会話内容に変わり映えがなく作業感が強いなどゲームの根幹でもあるストーリー面において気になる箇所がいくつかあり残念でした…。ですが、目立ったバグや進行不能による強制終了などはないため、プレイングに関するストレスはありませんでした。

【公式サイト】

【BIOMUTANTの点数評価】

6.1

グラフィック

7.0/10

自由度

6.0/10

ボリューム

5.5/10

ストーリー

5.5/10

オリジナリティ

6.5/10
  • この記事を書いた人

オープンワールド研究部

このブログではオープンワールドのゲームをジャンル別に紹介&レビューしています。記事を書いているのは、三度の飯よりゲーム好きなゲーマー夫婦です笑!二人で協力できるゲームを紹介するブログ『協力ゲーム通信』の方も宜しくお願い致します!

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