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サイバーパンク2077

【ゲーム概要】

『サイバーパンク2077』とは、2020年12月10日にPlayStation4用のソフトが発売されたFPSのオープンワールド型RPG。物語の舞台は巨大都市「ナイトシティ」。プレイヤーは主人公・V(ヴィー)となり、不老不死の鍵を握るインプラント「Relic」にまつわる事件に巻き込まれていく。無数の選択肢と、自由度の高いキャラビルドが自分だけの物語を作り上げるだろう。伝説のサイバーパンクとなり、その名を世界に轟かせよう。

【オープンワールドゲームプレイ動画】

【基本操作】

「OPTIONボタン」→「設定」→「右スティック押し込み」でコントローラーの操作方法を確認できます。

MEMO

  • 設定の「ゲームプレイ」でエイムアシストレベルを調整できます。
  • 設定の「操作」でカメラ感度を調整できます。

【ゲーム難易度の変更方法】

「OPTIONボタン」→「設定」→「ゲームプレイ」でゲームの難易度を変更できます。

MEMO

  • イージー・ノーマル・ハード・ベリーハードの4段階から選択可能。

【サブクエストの進め方】

  • タッチパッドボタンを長押ししてマップを開き、黄色枠に!マークのアイコンを探す。
  • □ボタンを押して、クエストの詳細を確認して□ボタンを押して目標追跡を開始する。
  • マップやミニマップを確認しながら現地に向かう。
  • クエストを完了し、依頼主に報告すると報酬がもらえる。

MEMO

  • メインストーリーに影響する様な、相当長く作り込まれたサブクエストも存在する。

【ファストトラベルの方法】

  • タッチパッドボタンを長押ししてマップを開き、主要な場所にある、青のピンアイコンを探す。
  • 青のピンアイコンの位置まで移動し、ファストトラベル装置に向かって□ボタンを押す。
  • ファストトラベルしたい地点(青のピンアイコン)にカーソルを合わせて、×ボタンを押してファストトラベルする。

MEMO

  • 特に解放クエストなどはなく最初から利用できる。
  • ファストトラベル装置に近づくと自動的にファストトラベル地点に追加される。

【BD(ブレインダンス)エディタの進め方】

  • 各レイヤー(映像・音声・温度)を切り替えながらムービー全体を見る。
  • 見つけるべき対象があるシーンには画像のように対象レイヤーに印がつくので、そのシーンを詳しく調査する。

【会話のスキップ方法】

会話中にボタンを〇ボタンを押すと、現在の会話をスキップできます。

MEMO

  • 設定の「ゲームプレイ」で会話をまとめてスキップする設定も可能。

【全体マップ紹介】※一部分

【レビュー】

オススメする点

  • 没入感の高い濃密なマルチエンディングストーリー
  • SFと近未来が融合したユニークな世界観
  • 自由度の高いキャラビルド
  • 没入感の高い濃密なマルチエンディングストーリー

本作への没入感を高めている要素の一つ目が「FPS」であるということです。一人称視点で描かれるブッ飛んだ世界「ナイトシティ」では、ハジケた服に身を包んだ全身(肌が!)金ピカメタリックの若者が街を歩き、建物は目がチカチカするような電飾に彩られ、頭上では空飛ぶ車が飛び交っています。そして そんな“現代にはない”世界の風景を、プレイヤーはゴミだらけの路地裏から、あるいはビルの屋上から、自分の視点で好きなだけ眺めることができます。“まだ”現代にはないだけかもしれない__なんて思いを馳せながら。なお、FPS特有である画面の揺れが本作の場合は少なめ。幸いにも今回は、画面酔いに邪魔されることなくサイバーパンク2077の世界に入り込めました。

私たちプレイヤーを2077年に連れて行ってくれる二つ目の要素は、会話中や何らかのアクションを起こす際にプレイヤーに提示される「選択肢」です。選択肢の内容には、向けられた問いに対する肯定または否定を表現する簡単なものから、主人公がその場で抱いた感情(喜怒哀楽)を表すもの、直面する状況に対して主人公はどう向き合っているのかを考察したうえで選ばなければならないような、深く掘り下げた内容のものまで用意されています。制限時間付きの選択肢が登場することもあり、自然とプレイヤーを巻き込んで当事者に仕立てあげながら物語を進めていく演出が非常に素晴らしく、気が付けば主人公・Vを自分の分身のように感じながらプレイしていました。選択次第ではエンディングに影響を及ぼすこともあり、ゲーム中盤からエンディングまでは時間を忘れ夢中になってプレイしました!

  • SFと近未来が融合したユニークな世界観

2077年の人間は人体改造ありき。サイバーウェアと呼ばれる強化パーツを装着することで、視覚強化や武器の性能を向上させるのがもはやスタンダードなのです!…ですが、そんな風に「SF」を至るところで感じる世界の中でも、高層ビルや警備ドローン、雑然としたマーケットの中にある屋台やアパレルショップなど現実的な部分を見つけることができます。「SF」と「現実的な未来」。そのどちらにも傾きすぎないアンバランスな融合で形作られた世界観が面白いと感じました。他にも、入手できる食べ物アイテムは見たことのないアルコール類だったり、人工お肉の缶詰、異星の大気を再現したピリ辛風味のスナック菓子などなんだか危なげで、それでいて好奇心を刺激するものばかり。食べ物のパッケージデザインも「SF」風で突飛なのに、どこか「ありそうだな」と普遍性を感じるものばかりで、デザイナーさんの想像(創造)力には脱帽です!なお作中では流通している肉がほぼ人工肉らしく、焼き鳥(つくねっぽい)が不味いというやり取りをするシーンの際には「おいしそうに見えるのになぁ」と思いながらも、現代とは違う世界で冒険しているのだと改めて感じました。

  • 自由度の高いキャラビルド

5つの能力値ポイント(肉体・反応・技術・知力・意思)と、各能力に応じたスキルツリーが用意されています。スキルの振り分けによっては、たとえばステルスに特化した戦い方(ナイフ投げで敵に毒とデバフを付与したり、ステルス中に戦闘能力がアップするなど)ができたり、「肉体」の能力値を上げて正面から突っ込みながら近接攻撃で戦うなど、プレイスタイルの好みに合わせてキャラビルドができます。また、「技術」が高ければ開けられる扉や「肉体」が強ければこじ開けられる扉があったり、会話中に選べる選択肢が能力値に応じて増えたりするので、そういう意味では主人公の個性にも影響が出るという印象を受けました。またキャラメイクやファッションに関しても種類が多く、かなりこだわれると感じました。ただし現時点でキャラメイクをやり直す機能はないので注意が必要です。

注意する点

  • 強制終了などバグが多い ※記事投稿日時点
  • UIや操作に違和感を感じる部分がある
  • マップはさほど広くなく、ボリューム・自由度は低め
  • 強制終了などバグが多い ※記事投稿日時点

普通にプレイしていても強制終了が一時間に一回程度起こります…(少し負荷がかかると落ちる感じ)。オートセーブのおかげで大きくデータを巻き戻されることはありませんでしたが、やっとの思いでボスを倒した後の会話中に強制終了→リスタート時にボス戦の前に戻った時には泣きそうになりました…。また、盛り上がっているときに落ちてしまうとせっかくの高い没入感から一気に冷めてしまい残念でした。PS5でプレイしてみるとロード時間に関してのストレスは減りましたが、ロードが入るタイミングは多めなので、シームレスでプレイできるタイプのオープンワールドゲームではありません。進行不能バグとしては「特定のNPCが居なくなり、イベントが進行しない(再起動で現れた)」に遭遇しました。

  • UIや操作に違和感を感じる部分がある

大量に武器やアイテムが落ちているのですが、それを素直に全部拾っているとすぐに重量制限に引っかかってしまうため頻繁に荷物整理を行わなければならず、遊びにくさを感じました。常に装備の分解や捨てることはできるものの、重量制限をもう少し緩和してほしいところです…!また、アイテムや武器の種類は多いのですが説明の文字が小さく、テレビ画面に思いっきり近づかないと読めないものがあり困りました。。。そのほかにも、サイバーウェアは種類が多く装備できる部位(手や脚、前頭葉、循環器系、等々)は多いのですが、その違いの説明が分かりにくく、HPアップや重量制限緩和など分かりやすく効果を実感できるものとそうでないものが混在しており、どれを装備をすればよいのか?、どれを強化するべきか?で悩みました。(「レア度が高いから良い」とは限らない感じで、分かりづらいです。)武器に関しても同じように悩む場面が何度もありました。操作性に関しては、〇ボタンが会話スキップに割り当てられているにも関わらず、「しゃがむ」動作のボタンと被っており、戦闘中に会話が発生すると飛ばしたくない会話を飛ばしてしまうことが多々ありました…。それから、アパレルショップで服を購入する際に試着ができないのがちょっと不親切だと感じました。

  • マップはさほど広くなく、ボリューム・自由度は低め

主要なサブクエストを含むメインストーリーのクリアタイムは約28時間で、ボリュームは少なめだと感じました。世界観や町並みなどはSFや近未来モチーフが好きな個人的には良かったのですが、冒険できる範囲は一般的なオープンワールドゲームと比べても広いほうではないです。探索中に「こんなところがあったんだ!」という発見が次々起こる感じはありませんでした。個人的には、自分好きな見た目装備を設定できるともっとキャラクリの自由度が高くなっていたのではと思います。頭装備を非表示にできないのも残念でした。

プレイ環境

PS5

プレイに掛かった費用

[ソフト代] 7,000円
※2020年12月18日時点

メインストーリーのクリアタイム

約28時間
※主要なサブクエスト攻略を含む

【夫婦コメント&評価】

夫コメント

夫「ぴろき」
  • ★★★★★
    ★★★★★

PS5でプレイするとローディングが早くなりますが強制終了の発生は多めであることには注意が必要です。ただ、この世界観が個人的にすごく好みで、夢中になってプレイできました!今後のアップデートでバグは改善されていくと思われます。そして、バグさえ改善されれば神ゲーに化けるのではと感じる作品でした。欲を言えば、もう少しマップが広ければ最高でした。

妻コメント

妻「こはく」
  • ★★★★★
    ★★★★★

バグは本当に多いのですが、そのストレスを超えて夢中になれるすごくかっこいいゲームでした。小説や映画のような誰かの物語としてではなく、ぜひ「自分の物語」としてこの作品を楽しんでほしいです!!おすすめです。シルヴァーハンド大好き!!!

【公式サイト】

【Cyberpunk 2077の点数評価】

7.5

グラフィック

8.5/10

自由度

6.5/10

ボリューム

6.0/10

ストーリー

8.5/10

オリジナリティ

8.0/10
  • この記事を書いた人

オープンワールド研究部

このブログではオープンワールドのゲームをジャンル別に紹介&レビューしています。記事を書いているのは、三度の飯よりゲーム好きなゲーマー夫婦です笑!二人で協力できるゲームを紹介するブログ『協力ゲーム通信』の方も宜しくお願い致します!

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