目次
【ゲーム概要】
「Horizon Forbidden West」は、2022年2月18日に発売されたオープンワールド型アクションRPG。機械獣たちが大地を支配する遠い未来という世界観が特徴。「Horizon Zero Dawn」の続編として発表された本作では、進化した美麗グラフィックと戦闘アクションによって、新たな物語が描かれる。
あらすじ
物語の舞台は、前作である「Horizon Zero Dawn」の半年後の世界。大地を侵食し生物の命を奪う「赤い腐蝕」について調査するため、主人公アーロイは禁じられた地である西部地域へと旅立つ。崩壊の時は迫っている…地球の生命を救うため、一刻も早く解決策を見つけなければならない。
【オープンワールドゲームプレイ動画】
【基本操作】
「OPTIONボタン」→「設定」→「操作」で基本操作を確認できます。
MEMO
- カメラ操作時の垂直方向の反転やカメラ感度の調整も可能です。
【コントローラー ボタンの割り当てカスタマイズ】
「OPTIONボタン」→「設定」→「操作」→「割り当てとカスタマイズ」→「カスタム」で自分好みに変更できます。
MEMO
- 「左利き用」などのプリセットも用意されています。
【ゲーム難易度の変更方法】
「OPTIONボタン」→「設定」→「全般」でゲームの難易度を変更できます。
MEMO
- 「ストーリー」「イージー」「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の5段階に加えて、難易度を細かく調整できる「カスタム」も設定可能です。
【ファストトラベルの方法】
たき火からファストトラベル
- 未発見のたき火を地図上で見つけて、近づくと自動的にファストラベルポイントとして追加されます。
- たき火で「◯ボタン」を押します。
- 地図から移動したいスポット(たき火、町、作業台など)を選択します。
- 「R2ボタン」を押して、「×ボタン」でファストトラベルを決定します。
たき火から移動する場合は、消費アイテム(トラベルパック)無しで移動可能です。
地図からファストトラベル
- トラベルパックを「下ボタン」長押しで製作、もしくは商人から購入して用意します。
- タッチパッドボタンを押して、地図を開き、移動したいスポット(たき火、町、作業台など)を選択します。
- 「R2ボタン」を押して、「×ボタン」でファストトラベルを決定します。
ファストトラベルパックの材料である矢柄の木はそこら中に生えています。また、野生動物の肉はウサギなどを狩ることで比較的簡単に入手できます。
【サブクエストの進め方】
- 緑色の「!アイコン」を地図上で見つけます。
- 緑色の「!アイコン」の場所に行き、NPCに「△ボタン」で話しかけます。
- 適切な選択肢を選ぶなどして、クエストを受注します。
- 「タッチパッドボタン」を押し、更に「R1ボタン」を押して「クエスト」が表示されたら、追跡したいクエストを「×ボタン」で選択します。この画面でクエスト内容も確認できます。
- 「L1」ボタンを押して、「マップ」が表示されたらクエストの目的地を確認します。
- 目的地に向かい、目標を達成します。
- クエストの依頼主の元に戻って、目標達成を報告します。※緑色のチェックマークが表示されます。
- 無事に完了すると経験値やスキルポイントなどがもらえます。
しっかりとボリュームのあるサブクエストが多く、またストーリーにも影響を与えるサブクエストもあります。
【会話のスキップ方法】
ムービ中に「×ボタン」を押し、スキップ機能が画面右下に表示されたら「□ボタン」でスキップできます。
MEMO
- 会話中に「×ボタン」を押すと会話の早送りが可能です。
【全体マップ紹介】
【レビュー】
オススメする点
- 水中も探索できるようになった圧倒的に美しいグラフィック
- 長時間遊べるオープンフィールド
- 直感的な操作、分かりやすいUI、遊びやすさ
- 水中も探索できるようになった圧倒的に美しいグラフィック
雪山、砂漠、熱帯など様々な生態系があり、そこにSFを感じる崩れた建物や物があり他のゲームでは味わえない世界観をゲーム史上最高峰のグラフィックで探検できるだけで満足してしまいます。受け答え時など、今何を感じているかまでわかる表情の作り込み(街を歩いているNPCに至るまで、NPCも様々な会話をしており、本当にそこにいる感じを味わえました※いろんな会話が混じりすぎて混乱することもありましたが…w)川のせせらぎなど環境音が良いです。環境に合わせて蝶や虫が飛んでいたり、魚が泳ぐ、木の葉が舞う、石に生えた苔など細かい部分にいたるまでの環境表現にこだわりを感じます。
- 長時間遊べるオープンフィールド
ノーマル難易度でストーリーと主要クエストをクリアで35時間程度でした。まだ探索していないエリアもあり、またアイテムの収集やサブクエスト、闘技場など少なくとも50時間以上は遊べるボリュームがあります。メインストーリーに影響するサブクエストもありました。機械で空を飛んだり、陸上を高速移動出来るので探索するのが楽しいです。
- 直感的な操作、分かりやすいUI、遊びやすさ
左利き用など、コントローラーのボタン設定が好みに変更できますし、どこに行けばいいのか迷っているとキャラボイスなどでいい感じに誘導してくれるので遊びやすいです。またファストトラベルポイントが多いので移動のストレスが少なく、いつでも難易度を変更できます。細かいカスタマイズも可能で、例えばアーロイへのダメージだけ減らしたりもできます。フィールド探索時における、「登れる箇所」の常時ハイライト化などもあり、ゲーム初心者から上級者まで遊べるのはもちろん、戦闘は得意だけど、登ったり探索行動が苦手な人やその逆の人など、さまざまな人が等しく素晴らしいゲーム体験ができるゲーム設計になっている。
注意する点
- 前作をプレイしていた方が没入感が高くなる
- 戦闘には、相手の弱点を見極めたり罠を活用する必要がある
- 平坦で少し盛り上がりに欠けるストーリー
- 前作をプレイしていた方が没入感が高くなる
前作から5年開いているのでプレイしていても忘れていることがけっこうあり、正直「誰だっけ・・・?」ってなるキャラクターがいたりします。前作の振り返りコンテンツが用意されているので、必ずみてからプレイした方が良いです。また前作から使われている専門用語や登場人物の名前が特に説明なく頻繁に出てくるので、前作をもう一度プレイしてからやったほうが良いのかな?と思う場面が前半では結構ありました。中盤以降は本作のみでも楽しめるストーリーになっていますがやはり前作無しに世界観の深い理解は難しそうです。
- 戦闘には、相手の弱点を見極めたり罠を活用する必要がある
かっこいいアクションによる爽快感のある戦闘というよりは頭脳戦という色が強く、単純なボタン連打では敵が硬すぎて爽快感のないバトルになるのですがちゃんとフォーカスを利用し、相手の弱点を見極め、適切な罠やスキルを活用すればラスボスだって一瞬で倒せます(ノーマル難易度のレベル29で2分程度)。逆に弱点を見つけられなかったり、見つけたとしてもスキルの取り方が良くなかったり、適切な装備品やアイテムがない場合必要以上に攻略に時間がかかることもありストレスになる場合がありました。※スキルの降り直しは現時点では不可能
- 平坦で少し盛り上がりに欠けるストーリー
「ああ。そうやったんや」っていう驚きや謎が解けた嬉しさはあるものの、アーロイ以外の各キャラクターへの感情移入が難しいです。前作は終始孤独だったアーロイなので、本作のキャッチコピーにあった「旅の途中、アーロイはかつての仲間と合流し、敵対する新勢力と協力関係を築き」という部分に期待していました。本作では確かに拠点がありそこにアーロイに共鳴した仲間たちは集まってくるのですが、たまにクエストで一緒に冒険する場面はあるものの、それ以外は基本拠点で会話するぐらいしか交流がなく困難なクエストはアーロイ任せになるので、仲間という感じが最後まで強く思えませんでした。ストーリーラインはすごく良いのにそれに仲間たちのキャラクターの魅力がついて来れていないと感じました。いつの時代も革命をおこしたりするような天才は孤独ということを表現しているのかもしれませんが…。
プレイ環境
PS5
プレイに掛かった費用
[ソフト代] 6,000円
※2022年3月30日時点
メインストーリーのクリアタイム
約35時間
※主要なサブクエスト攻略を含む
【夫婦コメント&評価】
夫コメント
前作に引き続き太古の世界に近未来要素が溶け込んだ、まるでSF原始時代のような独特の世界観の作り込みはやはり素晴らしく、まるでそこで生活しているかのように会話するNPCたちなどがいて、その世界で「生きている」という表現が見事でした(サブクエストの会話中にも後ろのモブの会話が聞こえる位、アーロイ以外の住人たちも普通に生活しています)。以前から没入感は最高峰でしたが、水中に入れるようになったことで前作と比べてもさらに高まっていると感じます。ただしストーリー内容に関しては振り返りムービーなどはあるものの前作を知っている前提でドラマが繰り広げられるので、本作のみで「ホライゾン」の世界を深く理解しようとするのは難しいと感じました。
妻コメント
敵を観察して弱点を見定め、効果的な攻撃や属性を考えつつ戦うという戦略性とスピード感のあるアクションバトルが相変わらず面白いです。罠を設置したり敵の強烈な範囲攻撃を回避したりと戦闘時の位置取りや立ち回りは奥深く、ただ連打するだけでは勝てないやり応えがありました。負けてしまっても近くの地点からすぐ再挑戦できるのでリスタートに関するストレスが少なくて済むところも良かったです。ただ個人的に期待していたキャラビルド要素に関しては想像していたよりもカスタマイズの幅が広くなく、ほぼ固定されたルートに沿って強化することになるのでちょっぴり残念でした。ストーリーは前作をプレイしていれば問題なく楽しむことができると思います!